オナニー依存症と共に生きる

ちゃんと仕事はしていて、家も買えました。でも、暇があればオナニーばかりしています。独身♂です。

大学生になって

晴れて大学生になり、ひとり暮らしを始めました。「授業が始まるのは3日後からだし、今日は誰にも気を使うことなく一日中オナニーをしてみよう」と思ったのが間違いでした。朝からコンビニでエロ本を買ってきてオナニーを始めました。受験のプレッシャーから解放され、とても気持ちよくイケました。

高校生のときは夜になってから自室にこもって、ほぼ1時間おきにオナニーをしていましたが、この日は朝から寝るまでほぼ1時間おきにオナニーをしました。翌日に起きたら昨日のことが忘れられずに、また朝からオナニーを始めました。でも、さすがに二日連続で20回もオナニーをするのは無理でした。でも、「何にも邪魔されることはないにオナニーをしないのはもったいない」と必死にオナニーを続けました。

翌日は大学初日なので学校に行きました。オリエンテーションを受け、履修届やらを書いたりして、夕方に帰ってきました。そしてまたオナニーの開始です。朝にオナニーをしてから何時間も経っていたので、すぐにイキました。そのあともオナニーを繰り返すのですが、3日連続でそんなにできるものではありません。「イカないけどイキたい」という状態になりました。そして徹夜でオナニーをしてしまうのでした。

これまでは勉強というプレッシャーから逃げるためにオナニーをしていたのに、ひとり暮らしを始めてからは、単にオナニーがしたいだけになりました。重症化です。

徹夜でオナニーをすると翌朝は眠くて学校をサボることになります。「学校をサボってまでオナニーをしているのになかなかイカない。せっかく学校をサボってまでオナニーをしているんだから、何回もイキたい。」と必死にオナニーをしていました。

そこで編み出したのが、「寝ないでオナニーをする」でした。イクと気持ちよくて眠くなります。それに抵抗せずに寝てしまうのです。ふと目が覚めたらダラダラと寝てしまわずに、またオナニーをします。そしてまたイッたら眠気に逆らわず少し寝ます。少ししたら目が覚めるのですが、また目をつむって寝てしまいたくなります。しかし、そこは頑張って起きます。そして、オナニーをしてからまた寝るのです。それを延々と繰り返すのです。少しでも寝ると復活するので、何度でもオナニーができます。まとまった睡眠時間を取らないので24時間丸ごとオナニーに費やすこともできます。そして、目が覚めている間は常に気持ちいいことをしているというのが一番のメリットでした。

こうやって、昼夜の区別もなくオナニーをし続け、今日が何曜日かわからなくなるような生活に陥るのでした。もうオナニーをすることしかできず、廃人状態でした。

この状態から脱し、サボらずに仕事に行き、仕事中はオナニーをしなくなった自分を「マシになった」と思うのです。平日は5回、休日は10回オナニーをするというと、一般的には立派なオナニー中毒なんでしょうが、廃人を脱し、外づらは一般社会人になれたことがうれしいのです。一般社会人なのは外づらだけで、実はオナニー中毒なんですけど。実はオナニー中毒でも、社会生活は送れています。