オナニー依存症と共に生きる

ちゃんと仕事はしていて、家も買えました。でも、暇があればオナニーばかりしています。独身♂です。

実害が出始めたオナニー依存症

幼稚園の頃から毎日布団の中でオナニーをしていました。もちろん、その頃はオナニーだとは知らずに、ちんちんをこすると気持ちよくて、そのうちビクーッとめちゃくちゃ気持ちよくなるのがたまらなかったからです。

中学生になると自室をもらったので、自室にこもってオナニーをしまくっていました。その頃のオナニーは、エロ本を見ながらする、れっきとしたオナニーでした。

自室にこもる理由は、あくまでも勉強なので勉強もしました。成績がよい限りは自室にこもる理由ができ、好きなだけオナニーができたからです。

好きなだけオナニーができて幸せだったのが、高校受験の直前に異変が出ます。もう充分にオナニーをしたから、もうしたくないのに、ちんちんをこする手が止まらないのです。「こんなんじゃダメだ。勉強しなきゃ。」と葛藤を続け、結局、夜中の2~3時までひたすらちんちんをこすり続けて寝てしまう日を過ごしました。

そんな日々も一過性で過ぎ、無事、志望校に受かりました。しかし、高校の中間テストで問題が再発します。勉強しようとするとちんちんに手が伸びてしまい、まったく勉強が手につかないのです。「さっさとオナニーを終わらせて勉強に取りかかろう」とオナニーをしても、やはり同じことの繰り返し。ちんちんをこする手が止まらないのです。結局、朝まで徹夜でオナニーをし続け、まったく勉強をせず試験を受けることになりました。学校から帰ったらまず寝ます。そして、中間テスト2日目の対策です。結果は1日目と同じ。朝までずっとオナニーでした。こんな昼夜が入れ替わったような生活を何日か続けたテスト最終日、連日徹夜でひたすらオナニーをしたので、もうオナニーの限界でした。「頼むから気持ちよくさせてくれ」と祈るような気持ちで必死にちんちんをこする姿は、新興宗教に入信したかのようだったかと思います。

中間期末テストのたびにこんなことをしていたら、さすがに気がつきました。勉強を頑張ろうとするとオナニーが止まらなくなるということを。中学生のときにオナニーの合間に、口実を作るために勉強もしたおかげで進学校と呼ばれる高校に行ったので、「ここでもよい成績を出さないと自室にこもる言い訳ができない」というプレッシャーがあったのだと思います。

どうしようかと思い、手を縛ってちんちんを触れなくしたり、ベルトじゃなくて紐できつくしばってズボンを脱げなくしたりしました。効果はまったくありませんでした。ズボンの上からこすってパンツは汚すは、手で触れなくて机にこすりつけるはで、かえって面倒でした。こうなるんなら、さっさと手でやって終わらせたほうがよいと思いました。

なかなか良い対策が見つからないまま、高校3年生になります。3年生になると皆んな受験勉強を本格化させます。そんな中、学校に残って勉強する友達につきあって学校に残って気がついたのです。「家より勉強がはかどる」と。

それからは、自室ではストレスのかからない、ノートのまとめや暗記物だけにして、集中して考えないといけないことは学校でやることにしました。