オナニーが止まらなくなるのは心の病
オナニーを、ちんちんが勃たなくなるまでやる、勃たなくなってもこすり続けて絶頂まで持って行く、ちんちんの感覚が鈍くなって何も感じなくなっても無理矢理イカせる。そんなところまでやるのが当たり前の時期がありました。あるいは、眠くて寝落ちするまでオナニーをするしかありませんでした。
いずれにせよ、目が覚めている限りはオナニーをせずには居られないのです。これは、ものすごくエロい人であるとか、性欲の塊の人がなるのではありません。心の病です。
アルコール依存症の人は、誰から見ても酔っ払っていて訳のわからんことを言い始めてるのに、まだ飲み続けて最後は寝落ちします。それを昨日やったのに、今日もやります。これはお酒が大好きを通り越して、心の病です。
オナニー依存症も同じです。絶頂をむかえるときに脳内に分泌されるドーパミン依存なのです。ドーパミンが分泌されると晴れやかな気分になりすっきりします。なぜ、そんなにドーパミンが欲しいのか、なぜ晴れやかな気分になりたいのかという問題です。
人は落ち込んでいるときに、鬱憤を晴らしたくなります。やけ食い、やけ買いはよくある手段です。オナニーして寝るというのもよくある手段ですが、オナニー依存症は度を越しています。たまにお酒を飲んで発散するのと、毎日記憶がなくなるまでお酒を飲むのとは違います。
抗うつ剤を飲むとオナニー依存症は治ると言われています。抗うつ剤がドーパミンが欲しいと思う気持ちを打ち消してくれるからです。僕はこれは、薬物で去勢されるようで嫌なのです。
アルコール依存症を治すのに断酒会というのがあります。同じようなものにオナ禁というのがありますが、僕はオナ減派です。
アルコールは飲めない人も居れば、飲まない人も居ます。しかし、生殖行為は動物としてはなくてはならないものであり、オナニーはSEXではないにしろ、射精を一切禁じるのは動物を捨てるに近い行動であると思うからです。
オナ減は難しいです。ついついやり過ぎてしまうので。やり過ぎるのをこらえるのが難しいから、いっそのこと一切やめてしまえという考えなのかもしれませんが、やり過ぎをこらえられない人が一回もオナニーをしないなんて無理です。
「オナニーに依存症する理由は何ですか?」
「何からオナニーに逃げているのですか?」
何かのプレッシャーから逃げているですよね。
勉強ですか?仕事が嫌ですか?やりたいこと見つからないのですか?社会のしがらみですか?孤独感ですか?
まずは、オナニーに逃げる原因に気づくことからです。
原因なくして、オナニーをやめたり減らしたりすることは無理です。