オナニー依存症と共に生きる

ちゃんと仕事はしていて、家も買えました。でも、暇があればオナニーばかりしています。独身♂です。

男でも女でも、大人でも子供でもオナニー依存症になる

僕は小学生3・4年生の頃は、自分がオナニー依存症であるとは考えたこともありませんでしたが、今から考えてみればオナニー依存症だったと思います。

当時は「オナニー」という言葉も知らなかったし、そういう行為があるということも知らなかったし、エロいものにムラムラすることもありませんでした。

単に、気持ちいいからしていただけだし、「気持ちよくなりたい」と思うからオナニーをしていただけでした。

オナニー依存症になるのは「エロいから」ではなく、「気持ち良さの虜」になってしまっただけです。

「気持ち良くなりたい」と思うのは、男も女も、大人も子供も関係ありません。「気持ちよくなりたい」と思う強さが強過ぎるからオナニー依存症になるのです。

「気持ち良くなりたい」と思うのは、本人の意思ではありません。脳が勝手に指令を出してしまうだけです。

例えば、潔癖症の人が誰が触ったかわからない吊り革や手摺りを持てないとします。それって、本人が「触りたくない。持ちたくない。」と思っているのではなく、生理的に受け付けないのです。もし強制的に触らせられたとしたら、気持ち悪くなってしまうくらいです。

オナニー依存症も同じです。本人がオナニーをしたいと思わなくてもオナニーをせずには居られなくて、オナニーをしないでいると気分が落ち着かないのです。

オナニー依存症だから淫乱だとか、オナニー依存症だからそのうち性犯罪を犯して逮捕されるということは、まったくありません。オナニー依存症はオナニーがしたいだけなのです。

その「オナニーしたい」度が異常なのですが、それは性欲異常ではなく、快楽依存なだけです。快楽に浸ると幸福感があり、そういう思考回路が脳みその中にできてしまっているのです。

「自分の名前を忘れなさい」と言われても忘れることはできません。それと同じで「オナニーすると気持ちいい」を忘れることはできません。だから、依存症は自分の意思では治らないのです。抗うつ剤の服用して「気持ち良くなりたい」という脳みその思考回路をオフにするしかないのです。

抗うつ剤の服用をするかどうかは、その人の考え方次第です。僕は薬を使って去勢されるのは嫌なので、抗うつ剤の服用は考えたことはありません。抗うつ剤の服用を考えたとしても、心療内科や精神科に行って「オナニーが止まらないから薬を処方してください」と言う勇気が必要です。