オナニー依存症とひとり暮らし
大学受験を終え、めでたく大学生になってひとり暮らしを始めました。
このとき、オナニー依存症は最悪の状態になります。
幼稚園の頃から、親の目を盗んではオナニーを繰り返していました。その親から離れ、誰の目を気にする必要もなくなったので、一日中オナニーをするようになったのです。
朝起きたらすぐにオナニーをしてから学校(幼稚園)に行くのも、幼稚園からの習慣でした。いつものように朝起きてすぐにオナニーを始めたらオナニーが止まらなくなり、学校をさぼって一日中オナニーをする日が続きました。
学校をさぼってオナニーをすると罪悪感にかられるので、外に行かなくてよいように食糧を買い込んでおき、金曜の夜から月曜の朝までオナニーをし続けるのが楽しくてたまりませんでした。そうしていると、いざ平日になってもオナニー癖が抜けなくて、学校をさぼることも度々でした。
ゴールデンウィークになると学校が休みなので、堂々と一週間ひきこもってオナニーをしまくっていました。さすがに、一週間も朝から晩までオナニーをしていると、「もういいか」と思えてきます。
ゴールデンウィーク明けからやっと、オナニー依存症をなんとかしようとし始めました。
まずは、学校をさぼらず行くことでした。初めから無遅刻無欠席は無理でしたが、できる限り行くようにしました。そのかわり、学校から帰ってきたら狂ったようにオナニーをしました。学校に行くのがストレスで、帰ってきたらそのストレスを発散するために狂ったようにオナニーをしたのでした。
今から考えると、帰って来てから狂ったようにオナニーをすることがよかったように思えます。オナニーの回数が減らなくても、朝には学校に行って、夕方には逃げるかのように帰って来て、三連発くらいオナニーをして落ち着いて、寝るまでずっとオナニー、そんな生活でしたが、大学を卒業できたのは、そういう生活パターンを作ることができたからだと思っています。